Caféでホッとした時間を。

適応障害になった私のお仕事•子育て実験録

滅びの前のシャングリラ

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気が付けば10月。お月見も終わり、すっかり秋ですね。

お久しぶりです。すいです。

 

何というか、忙しくもあり充実していると、ブログを書くのを忘れてしまうんですよね。

沢山時間があったはずのシルバーウィーク。結局ブログは書かずじまいでした。。。

 

今日は、10/8。以前の記事で書いた、「私が救われた本」の発売日です。

どうにもならずに忙しすぎるあまりに心が病みつつあった時期に、たまたまポッと私の所に舞い込んできた本。

凪良ゆうさんの『滅びの前のシャングリラ』

 

一言でいうと、一か月後に地球に諸惑星が追突し、地球が滅亡の危機!?

という内容なのですが、これがまた凄い。

読み始めたのは夏のある天気のとても良い朝。

正直「しまった。。。これは朝から読むタイプの本ではないかもしれない。。。」

そう私は思いましたね。

この手のタイプの小説に慣れていない私。そして精神が限界値の当時の私には、序盤は結構辛く感じて厳しかった。

回復した今読んだなら、結構大丈夫かもしれない。

 

当時の私はこの辛い部分を乗り越え、読み進めているうちに、不思議と救われるのである。

一か月後に小惑星が追突して地球滅亡の危機!?の話なのに?だ。

大ヒットした彗星が地球に衝突する「君の名は」のように青春ファンタジーなのか?

(個人的に「君の名は」好きです!)

 

いいや。それは違う。

 

物語の世界ではあるけれど、生々しいほどに世界が滅亡へと向かうカウントダウンが書かれている。

それなのに、現に私は救われたのだ。

 

それは、地球滅亡の危機。というあまりにも突然で理不尽な未来を突きつけられたにも関わらず、こんなにも前向きに生きる人達の姿を感じて、感動したのだ。

私はこの物語に出てくる人たちに比べたら、はるかにマシな状況だ。仕事は大変で忙しいけれど(8月時)一応、一か月後には地球は滅亡しない予定で、生きているであろう。

(このご時世何が起こるかわからないが、とりあえず現時点で10月なのでこの感想の一か月後、ちゃんと地球は存在している。)

 

この本の宣伝物に書いてあった、

 

「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見てた。なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思ている」

 

この言葉がすべてを物語っている。

 

「そうだよね。後悔したくないよね。」

自分に向けてそう思った。

「まだ生かされている私は幸せだよね。」

今、自分が置かれている状況だって考えようによっては十分幸せなのだと思った。

 

この物語は小惑星の追突で地球滅亡の危機まで一か月。

さて、自分だったらどうするかな。

例えば、あと10年だったら?5年だったら?

家などの大きい買い物をしたり、仕事もプライベートもひたすらやりたいことをするだろう。

 

では1年だったら?

やりたいことはするけれど、家を買ったり引っ越しはしないかもしれないな。

 

では3か月だったら?1か月だったら?

短くなるにつれ、日常のままでよいのかもしれない。という気持ちが出てきた。

家族の時間を増やして、やりたくない事を極力省くとは思うし、最期の日はやっぱり家族と居たいけれど、結局のところは大変だと思っていた事も、残りの回数が限られていると思うと、途端に愛おしくなる。

 

そう思うと、実は何気ない毎日はとてつもなく幸せなんじゃないか?と。

 

そう気づいた頃には、完全に私は癒されていた。

 

完全に本の感想からは離脱してしまったが、この本を読んだことによってここまで考えて、自分なりの答えまでたどり着くことが出来た。

 

この先辛いことがあったとき、私はきっとこの本をまた開くでしょう。

気付いたことを思い出す為に。

 

SuiNoe

 


 

滅びの前のシャングリラ【電子書籍】[ 凪良ゆう ]